コラム

服薬指導のポイント

服薬指導は、利用者様が自分に合った薬を正しく服用するために行います。
では、どのようなことに注意して行っているのでしょうか。
今回は、服薬指導のポイントについてご紹介します。
▼服薬指導のポイントとは
■一方的に話をしない
服薬指導は、患者様に薬の効果・副作用・服用方法などを伝えるだけではありません。
利用者様の状況・気持ち・疑問・不安などを理解するのも大切です。
そのため利用者様の話をしっかり聞き、質問・共感・反応しましょう。
■なるべく専門用語を使わない
利用者様は医療知識がない方がほとんどのため、専門用語は極力使わないようにしましょう。
わかりやすく具体的な言葉に言い換えることで、医療の知識がなくても理解しやすくなります。
■重要なことは漏れなく正確に伝える
服薬指導では伝えるべきことがたくさんありますが、中でも重要なことは漏れなく正確に伝えましょう。
たとえば、薬の名前・種類・効果・副作用・服用方法・注意点などです。
これらの情報を伝え忘れたり間違えたりすると、薬の効果を十分に得られなかったりトラブルが起きたりする可能性があります。
■相手によって指導方法や話し方を変える
利用者様の年齢・体調・許容時間などに応じて、指導内容・順序・ペース・トーンなどを調整する必要があります。
そうすることによって、一人ひとりのニーズに合った服薬指導ができます。
▼まとめ
服薬指導の際は利用者様の話にも耳を傾け、なるべく専門用語を使わず必要な情報を正確に伝えましょう。
また、利用者様の年齢や体調などに応じて指導方法や話し方を変えると、一人ひとりのニーズに合った服薬指導ができます。
当社では経験豊富な職員が訪問看護を行っていますので、自宅療養中でお困りの際はぜひご相談ください。

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