訪問看護とは、看護師や理学療法士などが利用者様の自宅に訪問してサービスを提供することです。
2時間ルールという制限がありますが、内容について詳しく知らない方もいるでしょう。
そこで今回は、訪問看護の2時間ルールについて詳しく解説します。
▼2時間ルールとは
訪問看護における2時間ルールとは、同じ利用者様に対して、2時間以内に2回以上訪問できないというルールです。
つまり同日に2回訪問してもらいたい場合は、前回の訪問から2時間以上経つのを待たなければなりません。
▼2時間ルールの例外
■緊急の場合
利用者様の容体が急変したり事故や災害などが発生したりした場合は、緊急性が高いと判断されるため2時間ルールが適用されません。
ただし、事後に医師やケアマネージャーなどに報告する必要があります。
■20分未満の訪問を行う場合
薬を渡すだけや点滴を交換するだけなど、20分未満の処置を行う場合は、1回としてカウントされません。
そのため、2時間以内に同じ職員が再度訪問できます。
■訪問する職種が異なる場合
同じ利用者様に対しても、訪問する職種が異なる場合は2時間ルールが適用されません。
たとえば、看護師が訪問した後に理学療法士や作業療法士などが訪問する場合です。
▼まとめ
訪問看護における2時間ルールとは、同じ利用者様に対して職員が2時間以内に2回以上訪問できないというルールです。
しかし、緊急の場合・20分未満の訪問を行う場合・訪問する職種が異なる場合は例外です。
当社では資格を有したプロフェッショナルが訪問看護サービスを提供いたしますので、気になる方は気軽にご相談ください。