服薬介助とは、1人で薬を服用できない方をサポートすることです。
健康に関わる重要なことのため、失敗しないよう注意しなければなりません。
そこで今回は、服薬介助のポイントについてご紹介します。
▼服薬介助のポイントとは
■服薬のタイミングをしっかり確認する
服薬のタイミングは、薬の効果や副作用に影響する重要な要素です。
処方箋や添付文書を参考にして、服薬の時間や食事との関係を確認しましょう。
■服薬してよい状態か確認する
服薬介助を行う前に利用者様の体調や症状を観察し、服薬してよい状態かどうか判断しましょう。
アレルギーや持病などの既往歴も確認して、服薬に問題がないか確かめるのも必要です。
■飲み間違いがないよう注意する
薬が何種類かある場合は、飲み間違えないように注意しましょう。
とくに同じ形・色の薬や似た名前の薬がある場合は、混同しないように分けて保管するのがポイントです。
■服薬後に口の中を確認する
錠剤やカプセルは、嚥下困難や咳き込みなどで口の中に残る可能性があります。
口の中に残った薬は効果が減少したり、口内炎や舌炎などの副作用を引き起こしたりする恐れがあります。
そのため、服薬後は口の中に薬が残っていないか確認しましょう。
▼まとめ
服薬介助の際は、服薬のタイミングや服薬してよい状態か確認しましょう。
そして飲み間違いがないよう注意し、服薬後は口の中に薬が残っていないかチェックするのがポイントです。
当社では自宅で療養中の方を対象に必要なケアを提供していますので、訪問看護の利用をお考えの方はぜひご相談ください。